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やはり、唯愛も陽菜に対して、手で直接攻め回そうとはしなかったのである。いくらバックから胸を揉める体勢であったとしても、挿入無し、かつ直接股間を弄らないのでは、どんなテクニシャンでも、数分足らずで絶頂させることは出来ないであろう。唯愛もそれは理解しているのだが。。。
「ん・・・はぁ・・・んはぁ・・・ん・・・」後ろからの攻めに耐え切り、息も絶え絶えの陽菜。
「ふ~・・・・・・・・・・・・・・・・・」攻めきれなかった後悔と、多少の迷いが伺える唯愛。
互いに、直接局所に手を伸ばそうとしないわけは、お互い既に何となくは気づいている。つまり、それは二人はノーマルだからだ。レズビアンでも無い二人にとっては、異性のアソコなど、ただ汚いだけなのである。特に15才という思春期真っ盛りの年齢では、余計に嫌悪感があるのだ。太股を使って下着の上から刷り上げるくらいが精一杯だったのであった。当然、負けるのがは嫌で、何度となく、相手の股間に手を伸ばしていたのだが、お互いに相手が手で攻撃してこないことは、とうに気づいてしまっていた。だったら、駅まで耐え切ればそれで良いと、そうなってしまったのだ。
そして、ここは唯愛が降りるべき駅である。その目論見通りに陽菜は耐え切った。勝ちでは無いが、負けではない。今日のところはノーゲームで。。。
「ん?」ところが、唯愛が降りる気配を見せず、不審がる陽菜。
「何してんのよ?あんた乙葉女学院でしょ?さっさと降りなさいよ。続きはまた今度してあげ・・・」
「降りないわよ。」
「は?」言葉を遮られ、意外な言葉を耳にし、一層訝しむ陽菜。
「降りないって言ってんのよ。一日くらいサボったって構わないわ。」
唯愛がニヤリ笑う。つまり、唯愛は、このまま太股だけで陽菜を犯し切るつもりなのだ。今の体勢で攻め続ければ、そこまで時間はかからないだろう。次の駅はすぐに紫桜女学園前だが、そこで陽菜を降ろす気はない。しかも、しばらくは反対側のドアしか開かないため、体勢はまず変わらないという公算が高い。唯愛の恐ろしい計画に気づき、焦りだす陽菜。
「この、変態女~っ!」
「逃げられると思ってんじゃないわよ。このチャンスを逃すわけないでしょ。逆の立場だったら、あなただって一緒に決まってる。」
万事休すの陽菜。こうなったら、もうやるしかない。。乙葉女学院のこんな女に負けるくらいなら、汚い物でも何でも触ってやると、覚悟を決めて手を後ろに伸ばし、唯愛の股間を直接弄ろうとする。その手が唯愛の股間に触れようとしたその時。
「あれ~?唯愛じゃん?駅着いてるよ?降りようよ。」
乙葉女学院の友人らしき人物が、唯愛に声をかけた。
「あ・・・うん!今行くよ。」
少し躊躇する素振りは見せたが、上手い言い訳が見つからず、唯愛は友人の声に従うことにしたようだ。陽菜をジッと睨めつけるようにしてから、スッと視線を外すと、そのまま友人の元へ去っていく。
ホームに一人残された陽菜。記録としては引き分けと言えるが、あのままだったら、自分が犯されてたかもしれない。形としては助かった形になり、悔しさと屈辱だけが後を引く。しかし、陽菜には最後、唯愛のアソコを、マンコを弄り回す準備が出来ていた。次に会った時は、絶対にあの女を屈服させる決意をする。女として、紫桜女学園のプライドに賭けて。
「唯愛・・・ね。その名前、絶対に忘れないから。」