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これで、シリーズの序章作品終えたつもりです。序章のつもりで書いてたので、変な設定を加えてしまい、結局最後までいかず、モヤッとした作品になってしまった。。。ここから、陽菜と唯愛の因縁を重ねつつ、紫桜女学園と乙葉女学院の両ライバル関係にまつわる、新キャラをいろんなシチュで闘わせていく・・・つもりです。いきたいです!なので、そこでもっとガツガツの勝負、決着も見せていく予定です。感想お待ちしています。
○プロローグのエピローグその①
~乙葉女学院通学路にて~
「ねー、唯愛、さっき一緒にいたのって、紫桜女学園の人じゃない?」
「え、う・・・うん、まぁね。」
「やっぱり!しかも、あの人、佐藤陽菜さんでしょ。」
「え?佐藤陽菜っていうの?名前知ってるの?何で!?」
「ちょ、なに、なに、急に。どうしたの?」
「あ・・・ゴメン。実はさっき名前を聞いてなくて、気になってて・・・」
「ふーん・・・そうなの。」
「で、どういうことなの?」
「まぁ単純なことで、あの人、佐藤陽菜。この辺じゃ有名人だよ。」
「有名人?」
「そ、有名人。でもまぁ、唯愛はどっちかというと当事者だから、逆に知らなかったのかもね。噂話にも疎いし 。」
「私が当事者?」
「勝手にライバル扱いされてるのよ。両校の1年生エースだってね。桜女の佐藤陽菜、乙女の鈴木唯愛、ってね。」
「へ、へー・・・」
「まぁ迷惑な話かもしれないけどね。結構広まっててさ、さっきも私吃驚したんだから。二人が一緒にいて。」
「そんな大げさな」
「それくらいってこと。どっちもスタイル抜群の美少女だもん。二人並ぶと圧巻。で、どういう経緯で居合わせてたの?」
「んー・・・そうね・・・ちょっとした勝負をしてたのよ。」
「・・・・・・・へ?」
「噂通り、ライバルってわけ!・・・なんてね。」
「お、脅かさないでよー。本当だったら、両校のパワーバランスが乱れかねない大事件よ。云々~」
(佐藤陽菜・・・ね・・・。)
○プロローグのエピローグその②
~紫桜女学園教室にて~
「ねー、ねー、鈴木唯愛って知ってる?」
「当然でしょ。乙葉女学院のでしょ。急に何?」
「私ね、昨日見ちゃったんだ!超可愛いの!それもすっごい巨乳。」
「へー、陽菜と比較してどうだった?」
「うーん、陽菜も負けてないけど、正直分からないかも~」
(はー、またあの話してるよ・・・ここ最近良く聞くな。私と誰かの比較の話。そんな奴どうでも良いけど・・・それよりも今朝の 唯愛って女・・・・ん?唯愛・・・?乙葉女学院・・・・?鈴木唯愛・・・・・まさか。いや、)
「今の話、ちょっと私にも教えてくれない?」
「あっ!陽菜・・・聞いてたの?」
「盗み聴きみたいで、ごめん。耳に入っちゃったから。」
「ううん、私達こそ、変な比較しちゃって・・・失礼だよね。」
「別に気にしてないよ。それより、その、鈴木?唯愛って人の話をちょっと聞きたいの。」
「実は・・・陽菜とその乙葉女学院の鈴木唯愛が、ライバルだって話なんだけど・・・周囲が言ってるだけで・・・。」
「ライバル・・・。どんな人?もしかして真っ黒な髪でストレートのセミロングで・・・」
「あ、うん!そうだよ。私、昨日見かけたから間違いない。」
「身長も私と同じくらいで・・・」
「うんうん!そう言えば、そうかも。身長近いような。。。何で知ってるの・・・?」
(ふふ、本当に運命なのかも・・・。)